ファクタリングは貸倒引当金は計上されないので、
節税効果を期待できます。

貸倒引当金とは?
売掛金・貸付金の金銭債権に対する将来の取立不能見込額
(貸借対照表に計上します)

【会計仕訳シミュレーション】
・10000円の物品を販売
・貸倒繰入率=5%
・支払割引料=500

売上を計上した際に投入される会計仕訳
・売掛金 10,000
・売上 10,000

1.ファクタリングを実施した会計仕訳
・現金 9,500
・売掛金 10,000
・支払割引料 500

2.ファクタリングを実施しなかった会計仕訳
・貸倒引当金繰入 500
・貸倒引当金 500

ファクタリングを実施=支払割引料を損金計上が可能
ファクタリングを実施しない=貸倒引当金繰入が費用項目計上

【税務上の貸倒引当金計上が認められる法人】
1.資本金1億円以下の中小法人等(資本金5億円以上の完全子会社等を除く)
2.銀行・保険会社等
3.リース債権を有する法人
(平成23年12月の税制改正)

ファクタリング(売掛金売買)のメリットは、
資金回収期間が短い=貸倒リスクがほぼないない
と言えると思います。